これは私が遥か22年前に聞いた一行のセリフ。
預金通帳なしにどこにお金を置いておくのよ?わずかな金額でも、銀行引き落としがあるはずでしょう?とも思っていた。
肉体労働者は、賃金を得たら、一晩で稼ぎは遊びで消えると。
酒を飲み、女遊びに出向き・・・
・・・としても、かなりの金額を費やすことになることだから、
それだけ、その後の「将来設計」が、なかったのだろう。
その時だけ良ければいいような感覚だと読めはするが、
本人から能動的にそうした、というより、
そういう人の多い群れの中で、流されて行った、
と言っても、語弊はないだろうか。
かれこれ数年以内に、肉体労働には、私から従事することには身体的限度を超えていて、逃げ出すかのように、一切引き受けなくなった。
労働者の扱い方は、そのまま金銭感覚に一直線。
その作りの骨格だけは、把握する必要があると思い、ここに記した。